D.C.II / D.C.II P.S. / D.C.II P.C. / D.C.II P.S.P. 比較対応表

先月末にPSP版が発売され、今度こそ展開が一段落したと思われるD.C.II。

そのPSP版の作りに若干納得がいかなかった部分もあり、先日ようやくPSP版も全員攻略が完了(という名のALLスキップ)し情報が揃ったので、このような記事をでっち上げてみることにしました。

 

  D.C.II D.C.II P.S. D.C.II P.C. D.C.II P.S.P.
発売日 2006/5/26 2008/5/29 2008/12/26 2010/10/28
容量 約3.8GB DVD2枚組 約7.5GB UMD1枚
画面解像度 800*600 640*448 800*600 480*272
ヒロイン 6 14 14 14
CG 84 209 219 209
CG(R-18) 23 57

 

CGの枚数は差分を含めない形(CG枠の数)で数えています。

CG(R-18)はHシーンに使われているCGの枚数(Hシーン後のピロートーク部分のCGはR-18側には計上せず通常CGとしてカウント)

 

気がつくと発売から4年半もの月日が流れようとしているD.C.II。

まず最初に出たのが無印版と呼ばれる最初のバージョン。その後ヒロインを倍以上に増やしたPS2移植、PCへ逆移植、今回のPSPへの再移植となります。

PSP版をプレーしてみてすぐ気づいたことですが、実はこれPS2版の仕様をそのまんま引っ張ってきたものになります。どういうことかというと、PC逆移植の際に追加ヒロインのHシーン以外にもかなりの数のCGが既存キャラ、追加ヒロインともに増やされているのですが、この際の追加分がPSP版には反映されておらず、完全に無かったことになっています。

これはちょっと悲しい。どうにかならなかったのか。

他にもP.S.とP.C.で若干仕様が違うところは全てP.S.合わせになっています。

(声優インタビューの解放条件や隠しキャラの扱いなど)

 

また、PSP版はIとのカップリングで発売という形を取ったために「一作品を2枚組にしたくなかった」と公式Twitterでも言及されているのですが、とにかく音声の劣化具合が酷い。元を知っていると聞いて一発で何コレ?と言いたくなるレベル。キャラゲーとして失格といわれても仕方のないレベルの音質です。

D.C.II P.C.のデータ容量を確認したところ、音声データだけで3.24GBありました。これに対して、UMDの容量は最大でも1.8GB。無論P.C.に関してはHシーンもあるのでこの3.24GBのファイルまるまるコンバートというわけではないのですが、1.8GBの中には当然音声以外もグラフィックデータなど他のデータも入れないといけないわけです。どんな圧縮が行われたのか想像するだに恐ろしいレベル。

 

加えてハードというどうしても越えられない壁により、そこかしこでUMD読み込みが発生してちょこちょこ待たされるなど、プレーの快適度にも疑問符が付きます。選択肢選んだ後もスキップが継続するなど改善された部分もあるにはあるのですが、いいところを探すのが難しい駄目駄目づくしのPSP版。携帯出来ること以外にメリットがない作りです。

IとIIの2作がカップリングされているとはいえ、素直にPS2版もしくは逆移植版を個別に買った方が幸せになれるよというのが私の感想。PS2版はベスト版が出ていますしね。

 

D.C.P.S.~ダ・カーポ~プラスシチュエーション KADOKAWA THE Best D.C. II P.S.~ダ・カーポII~プラスシチュエーション KADOKAWA THE BEST

 

 D.C.P.C.ダ・カーポ プラスコミュニケーションVista対応版 D.C.II P.C.~ダ・カーポII~プラスコミュニケーション 通常版


唯一合格点なのはグラフィック面。こちらはさすがに遜色なく再現されており、PSPの画面を彩ってくれます。画面の縦横比はハードの仕様上従来の4:3から16:9に変わっていますが、アナログパッドでスクロール出来るので、収録されているCGそのものは上下カット無く従来と同じモノになります。

 

今回のPSP版についてはかなり遅い時期での発売、PS2版は既に発売済みといった状況であるので、欲しい人は既に買っているでしょうし未だに買えずに迷っているという方は少ないと思われますが、

もしまだご検討されている方がいらっしゃるのであれば、上記にあげたような問題点を抱えまくっていると言うことを念頭に置いて頂ければと。

 

D.C.I&II P.S.P. ~ダ・カーポI&II~プラスシチュエーションポータブル(DXパック) D.C.I&II P.S.P. ~ダ・カーポI&II~プラスシチュエーションポータブル(通常版)

 

 

☆参考資料 各キャラのCG枚数

  無印 P.S. P.C. P.S.P.
音姫 14+3 19 20+3 19
由夢 14+4 19 19+5 19
美夏 11+5 16 17+4 16
13+3 19 20+3 19
ななか 11+4 16 16+5 16
小恋 11+4 16 16+5 16
麻耶 15 16+5 15
16 16+5 16
まゆき 15 16+5 15
エリカ 15 15+5 15
アイシア 12 14+3 12
まひる 12 15+3 12
その他 10+0 19 19+6 19

 

※無印、P.C.における「+○」の表記はR-18のCG枚数

※由夢についてはPS2版、PSP版ではCGの枠は20枚分あるのですが、P.C.においては差分扱いで1つにまとめられているCG(音姫、由夢、さくら、はりまおで鍋をつつくCG)があるので、P.C.仕様にあわせてPS2、PSPは1枚減の19枚扱いとしています。同様のCGが小恋、その他枠にも1枚ずつありますのでそれぞれ1枚減

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2009年4月 ブログ記事アクセス数順位

ここ2〜3日でD.C.II C.C. 音姫先生のどきどき特別授業の記事へのアクセスが妙に増えてて何が起きたんだ? と調べていくうちに、ブログ内記事のアクセスランキングまとめてみようかとか思った次第。後から眺める際に自分が便利そうだなーと思って。

ブログ開設当初からGoogle解析置いてるのでデータはさかのぼって掘り起こす事は出来ますが、とりあえず先月分より。こんな感じでした

 

【2008年4月】

1.キスシーン中に解除される実績

2.国境を越えてプレーされるD.C.II P.C.

3.【レビュー?】「11eyes Complete」 実績のロックが解除されました

4.11eyes CrossOver プレー中(虚ろなる鏡界編コンプ済)

5.D.C.II C.C. 音姫先生のどきどき特別授業

6.D.C.II P.S. 〜ダ・カーポII〜 プラスシチュエーション を語る

7.D.C.II P.S. まひるルート攻略メモ

8.これから11eyes CrossOverをプレーする人へ(攻略情報とか?)

9.D.C.II−D.C.II P.S. カテゴリ

10.エロゲ/ギャルゲ−11eyes CrossOver カテゴリ

 

記事10本少々しか書いてないのに10位までピックアップするのもどうかと思うのですが。

やはり11eyes多め。うちは平時は1日200〜300ヒット程度の場所なので、外部からの捕捉で流れてくるアクセスの影響がかなりでかいです。

最も紹介頂いた数が多かったキスシーン実績の記事がそのまま1位になってます。スクリーンショットはプレーしながら反射的に撮ってたし(箱版11eyesプレー中通しで800枚ぐらい撮ってます)、先にTwitter上で「頼むからキスシーン中に実績解除されないでくれwwww」と吐き出した後に、せっかくだから記事にも起こしておくかと5分でアップしたものだったのですが。ネタの鮮度とパワーって大事ですね。

その他はD.C.II P.C.の国境越えのネタはうちの攻略ページのところから直リンクしてるのでずっと上位にいる定番。
D.C.II P.S.の2つは検索から攻略情報とかで来られてる方がポツポツといらっしゃるこれも定番どころ、9〜10位のところも検索から来ているパターンが多い用に思います。あと音姉C.C.は元からアクセス多めだったのね・・・

 

なお、ここ2〜3日で妙に音姉C.C.の記事にアクセスが増えたのは、多分Circusオフィシャルで「クラブサーカスでしか遊べない「D.C.II」を手に入れよう!」という記事が載ったせいだと思われます。タイトル名でぐぐってみたらうちがトップに出ます

エタファン持っててまだ入手してない方はお早めに。

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国境を越えてプレーされるD.C.II P.C.

D.C.II P.S.の攻略を公開した頃から台湾や中国といった海外サイト(掲示板)から攻略ページにリンクされることがちょこちょこあったのですが、

D.C.II P.C.の発売前後で興味深いデータが取れたのでまとめてみました。

 

データはGoogle Analyticsより。

まずはサイト全体のアクセス数の比較から。

 12/01〜12/25:7708 セッション(1日平均308) 

 12/26〜12/31:26556 セッション(1日平均4426) 

 01/01〜01/06:34082 セッション(1日平均5680) 

※「セッション」というのはいわゆるユニークユーザーの数を。一人が複数ページを閲覧した場合でも2ヒット、3ヒットとはカウントしない。

 

この数字はD.C.II攻略ページを含むhonanie.comドメイン下の大半のページを合計したものになります。ただし冥異伝WikiとToKWikiは別集計。

攻略公開前と後では文字通りアクセス数の桁が違っています。普段が閑古鳥過ぎるという話もありますが。

増えた部分がほぼそのままD.C.II攻略へのアクセス分になっております(D.C.II攻略見たついでにエタファンも眺めるという流れはありましたが、続けてみるのであればセッション数は増加しないはずですし)

 

続けて期間別に国別アクセス数を。

 

【12/01〜12/25:総アクセス7708セッション】

日本 7522(アクセス数全体の97.6%)
台湾 49(0.64%)
香港 49(0.64%)

中国 31(0.40%)

シンガポール 21(0.27%)
アメリカ 13(0.17%)

韓国 6(0.08%)

国外からのアクセスについては全くの0ではないけれど、無いと言えば無いと言ってしまえるのではないかという状態。

これが発売後になるとここまで変化します。

 

【12/26〜12/31:総アクセス26556セッション】

日本 24997(94.1%)

韓国 465(1.75%)

香港 403(1.52%)
中国 317(1.19%)

台湾 270(1.02%)

アメリカ 46(0.17%)

カナダ    8 (0.03%)

 

とりあえず韓国増え過ぎDA。0.08%→1.75%ってどんな増え方よ。

他のアジア圏な国々も軒並み激増。

今回も何箇所か韓国だとか中国っぽい掲示板からリンクされてるのを確認しております。こういう時彼らの言語が分かればどんなやりとりがされてるのか見れて面白そうなのになぁとちょっと残念。

サイト閲覧者の100人中6人が外国の方とか。

リアルに想像したらかなりこえーーめちゃこえーー。

 

情報の捕捉スピードも恐ろしいところがあって、D.C.II P.S.の時は最後の隠しキャラの情報を公開したとき、国内のどのサイトよりも中国のどこぞの掲示板が反応早かったという。2chの作品別スレよりも。

1時間半ぐらいだったかな。当時めちゃくちゃびびった覚えがある。

 

【1/1〜1/6:総アクセス34082セッション】

日本 32490(95.3%)

中国 609(1.79%)

香港 314(0.92%)
韓国 261(0.77%)

台湾 257(0.75%)

アメリカ 50(0.15%)

カナダ    22 (0.06%)

 

正月から随分と暇してるんですねという盛況ぶりでしたが、国外組では中国が増加したのを除けば減少へ。

韓国がまたえらい減ってます。それでも普段からするとかなり多いですが。

密かにアメリカが集計期間通してアクセス者の割合が増えも減りもしていないのが面白い。

 

他のエロゲーとかだとどんな状況なんでしょうかね?

去年はD.C.IIしかギャルゲ―エロゲーの攻略をしていない事もあり、私の所ではこれといったデータが無い状況。

 

日本人以外の方でも「萌え」という要素は理解できるものなのかなぁというそのところが不思議ながらも、今回のレポートは〆

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