2006エロゲ俺総括その1(長文注意)
2006.12.31 Sunday 22:13
2006年にプレーしたエロゲを振り返ってみようとかいうコーナーです。
2005年バージョンはこちら。
昨年は24本やってたらしいですが、今年は未コンプのC.D.C.D.含めても9本。
定職に就いた為、1年の半分以上ニート状態だった昨年に比べれば自由に使える時間が減っているのは確かなのですが、それ以上にプレーしたいと思えるタイトルが少なかったことが激減の主要因。
選り好みしすぎな傾向もあるので、来年は新たな出会いを求めて色々手を出してみたいなぁと思う次第。さっそく1月が大変なことになってますが(ノ∀`)
では今年プレーしたエロゲの俺ランキング。
好き放題書き散らします。
1.遥かに仰ぎ、麗しの(PULLTOP)
梓乃、殿子シナリオの素晴らしさは「神」と評しても大袈裟ではないと思う。
藤原々々さんの魅力的な原画に素敵なCV、実に丁寧で私好みなキャラ描写にテキスト、ボリューム満点でいて中だるみのないシナリオ展開。
文句の付けようがありません。
発売前の期待度がそれほど高くなかっただけに余計に破壊力がありました。
梓乃なんて「対人恐怖症」なんてキーワードからどんな話が飛び出すのやらと戦々恐々でしたが、入りからかわいらしい黒い展開で思わず爆笑。見事です。
逆にある程度期待していたみさきちや栖香あたりが肩すかしだったりするなど作品内でもクオリティのばらつきは見えますが(ライターの色の違いとも言います)、今年やった中から1本選ぶなら断然これですね。
本校・分校の分岐で主人公の性格がかなり変わったり(Ricotteほどじゃないと個人的には思うけど)、他シナリオでネタバレ食らったりするなど、シナリオのプレー順が違うだけで受ける印象がかなり変わるゲームなので、プレー順には気をつけた方がいいゲーム。
自分は「美綺→栖香→殿子→梓乃→邑那→みやび」の順でプレーして、みやびは別にラストに持ってこなくても良かったなぁと思う以外はほぼ理想の順でプレーできたと自分では思っているのですが、回りには美綺と栖香は逆がいいと言われまくりです(ノ∀`)
自分としては美綺を初回でプレーしたときのあのシーンのインパクトが凄かっただけに、美綺ファーストは譲れないのですけれど。栖香ルートのそれ関連はどうにも微妙に感じたし…
プレー中にどこぞで書いていた雑記もせっかくなのであげてみる
プレー記その1 その2 その3 その4 その5
2.D.C.II(CIRCUS)
前作の舞台設定をうまく利用しつつ、設定に振り回されすぎず主人公とヒロインのお話もしっかり描かれている点は非常に好印象。
初代D.C.を作ったオリジナルスタッフがこぞっていなくなっているという状況が、逆にうまく作用した例かもしれませんね。全ヒロイン攻略後に語られるさくらのお話には思わず涙。
このD.C.を 我々は4年待ったのだ
突っ込みどころもたくさんありこの作品単体で純粋にクオリティ評価するならば高評価をつけるのはためらわれる出来ではありますが、なんか好きなんです。
絵と声があっただけの前作と比べれば相当にクオリティ上がってますからね。
単に由夢と音姉のキャラデザインとCVを気に入っているだけだという話もあります
3.もしも明日が晴れならば(ぱれっと)
このゲームもテキスト読ませるのがうまいなと思ったゲーム。
異常なまでに共通ルートが長いのだが、緩急軽重きっちり使い分けた展開の巧みさは見事。
全6章仕立てで最初の4つでヒロインひとりずつ焦点を当ててお話が進んでいきますが、この段階から1つ1つのエピソードが濃い濃い。
共通なんて一度見たらスキップでかっ飛ばすのが常なのですが、ついつい読みふけって時間が経ってしまうことしばしば。
演出的に後ろ向きの立ち絵が導入されている点、そして使い方が巧みだった点が印象に残っています。
紙芝居的ADVにもまだまだ可能性はあるのだと思わされた一作。
4.ef - the first tale.(minori)
作品が完結していない為、評価を付けられるような段階ではないのだけど。
異常なまでの膨大な一枚絵の枚数とそれを生かした演出面は群を抜いている。
逆に言うとそれしかないとも言う。
みやこの話も景の話も結局は雨宮優子という真打ちを語るための前座にしか過ぎないのだろうなぁとか思うとちょっとしらける面も。
まぁそれを抜きにしても普通のお話でしたが。
はるおとの時と比べると心に残る部分もあまりないし。
七尾奈留ファンとしては絵の枚数が半端無いという点だけでも狂喜乱舞ものではあるのですが。でも、ただ多ければいいというものでもないよね…
5.幼馴染みとの暮らし方(ハイクオソフト)
榊原ゆいさんのおっとりロリ関西弁キャラというだけで色々辛抱たまらん一作。
せっかくのよつのは本編後の半同棲ライフという設定なのに、3時間もあれば終わってしまうボリュームの無さに加え、終盤の展開に関しては疑問符を付けざるを得ないところではありますが、「猫宮のの」というキャラの存在だけでも価値ある一作
本作発売後もののたん・ねっとが開設され、今冬よつのはドラマCDが発売。
今後も何かしらの展開がありそうな感じで楽しみです。
アンケート葉書送ったらもらえる昼ののDVDについて全然情報がさっぱりなんだけど、単に発送準備遅れて何もアナウンスが無い状態、ってだけだよね?
6.はぴねす!りらっくす(ういんどみるOasis)
準メインの話がついに!という部分しか評価するとこないけど。しっかりしたお話が作られてほんと良かったです。
私の周辺では麻雀のとんでもっぷりに変な方向に熱くなった連中がちらほらと
7.Imitation Lover(light)
声優陣が鉄板だったこともあり、1月は他にプレーしたいものが無かった為暇つぶしでプレー。ネタ作品としてしっかり楽しめました。包丁とか
8.よくばりサボテン(AliceSoft)
妹キャラが神村ひなさんCVだからという理由だけでプレー。
そして見事に妹キャラしか覚えてない。無論神村さんの演技を堪能出来たと言うだけでも十分プレーした価値はありましたが。
いい加減パートボイスはどうにかならんのか。
当時どこぞで書いた雑記にこんな書き殴りがあったので、貼り付けてみま。
冒頭で触れたように今年はプレーした本数が私としては異様に少ない年でしたが、その中でプレーしたものに関しては総じて満足度は高く、そういった意味では充実していたように思います。
特にD.C.IIに関してはゲーム以外でもイベントにライブにグッズにオフ会にと色々あり、オタ活動レベルの低下が著しい昨今の自分にとって貴重な活動源となりました。金の飛び方も凄いけど('A`)
もう少し書くことがありますがここで一旦切ります。 続きは年明け後に
それではよいお年を。
2005年バージョンはこちら。
昨年は24本やってたらしいですが、今年は未コンプのC.D.C.D.含めても9本。
定職に就いた為、1年の半分以上ニート状態だった昨年に比べれば自由に使える時間が減っているのは確かなのですが、それ以上にプレーしたいと思えるタイトルが少なかったことが激減の主要因。
選り好みしすぎな傾向もあるので、来年は新たな出会いを求めて色々手を出してみたいなぁと思う次第。さっそく1月が大変なことになってますが(ノ∀`)
では今年プレーしたエロゲの俺ランキング。
好き放題書き散らします。
1.遥かに仰ぎ、麗しの(PULLTOP)
梓乃、殿子シナリオの素晴らしさは「神」と評しても大袈裟ではないと思う。
藤原々々さんの魅力的な原画に素敵なCV、実に丁寧で私好みなキャラ描写にテキスト、ボリューム満点でいて中だるみのないシナリオ展開。
文句の付けようがありません。
発売前の期待度がそれほど高くなかっただけに余計に破壊力がありました。
梓乃なんて「対人恐怖症」なんてキーワードからどんな話が飛び出すのやらと戦々恐々でしたが、入りからかわいらしい黒い展開で思わず爆笑。見事です。
逆にある程度期待していたみさきちや栖香あたりが肩すかしだったりするなど作品内でもクオリティのばらつきは見えますが(ライターの色の違いとも言います)、今年やった中から1本選ぶなら断然これですね。
本校・分校の分岐で主人公の性格がかなり変わったり(Ricotteほどじゃないと個人的には思うけど)、他シナリオでネタバレ食らったりするなど、シナリオのプレー順が違うだけで受ける印象がかなり変わるゲームなので、プレー順には気をつけた方がいいゲーム。
自分は「美綺→栖香→殿子→梓乃→邑那→みやび」の順でプレーして、みやびは別にラストに持ってこなくても良かったなぁと思う以外はほぼ理想の順でプレーできたと自分では思っているのですが、回りには美綺と栖香は逆がいいと言われまくりです(ノ∀`)
自分としては美綺を初回でプレーしたときのあのシーンのインパクトが凄かっただけに、美綺ファーストは譲れないのですけれど。栖香ルートのそれ関連はどうにも微妙に感じたし…
プレー中にどこぞで書いていた雑記もせっかくなのであげてみる
プレー記その1 その2 その3 その4 その5
2.D.C.II(CIRCUS)
前作の舞台設定をうまく利用しつつ、設定に振り回されすぎず主人公とヒロインのお話もしっかり描かれている点は非常に好印象。
初代D.C.を作ったオリジナルスタッフがこぞっていなくなっているという状況が、逆にうまく作用した例かもしれませんね。全ヒロイン攻略後に語られるさくらのお話には思わず涙。
このD.C.を 我々は4年待ったのだ
突っ込みどころもたくさんありこの作品単体で純粋にクオリティ評価するならば高評価をつけるのはためらわれる出来ではありますが、なんか好きなんです。
絵と声があっただけの前作と比べれば相当にクオリティ上がってますからね。
単に由夢と音姉のキャラデザインとCVを気に入っているだけだという話もあります
3.もしも明日が晴れならば(ぱれっと)
このゲームもテキスト読ませるのがうまいなと思ったゲーム。
異常なまでに共通ルートが長いのだが、緩急軽重きっちり使い分けた展開の巧みさは見事。
全6章仕立てで最初の4つでヒロインひとりずつ焦点を当ててお話が進んでいきますが、この段階から1つ1つのエピソードが濃い濃い。
共通なんて一度見たらスキップでかっ飛ばすのが常なのですが、ついつい読みふけって時間が経ってしまうことしばしば。
演出的に後ろ向きの立ち絵が導入されている点、そして使い方が巧みだった点が印象に残っています。
紙芝居的ADVにもまだまだ可能性はあるのだと思わされた一作。
4.ef - the first tale.(minori)
作品が完結していない為、評価を付けられるような段階ではないのだけど。
異常なまでの膨大な一枚絵の枚数とそれを生かした演出面は群を抜いている。
逆に言うとそれしかないとも言う。
みやこの話も景の話も結局は雨宮優子という真打ちを語るための前座にしか過ぎないのだろうなぁとか思うとちょっとしらける面も。
まぁそれを抜きにしても普通のお話でしたが。
はるおとの時と比べると心に残る部分もあまりないし。
七尾奈留ファンとしては絵の枚数が半端無いという点だけでも狂喜乱舞ものではあるのですが。でも、ただ多ければいいというものでもないよね…
5.幼馴染みとの暮らし方(ハイクオソフト)
榊原ゆいさんのおっとりロリ関西弁キャラというだけで色々辛抱たまらん一作。
せっかくのよつのは本編後の半同棲ライフという設定なのに、3時間もあれば終わってしまうボリュームの無さに加え、終盤の展開に関しては疑問符を付けざるを得ないところではありますが、「猫宮のの」というキャラの存在だけでも価値ある一作
本作発売後もののたん・ねっとが開設され、今冬よつのはドラマCDが発売。
今後も何かしらの展開がありそうな感じで楽しみです。
アンケート葉書送ったらもらえる昼ののDVDについて全然情報がさっぱりなんだけど、単に発送準備遅れて何もアナウンスが無い状態、ってだけだよね?
6.はぴねす!りらっくす(ういんどみるOasis)
準メインの話がついに!という部分しか評価するとこないけど。しっかりしたお話が作られてほんと良かったです。
私の周辺では麻雀のとんでもっぷりに変な方向に熱くなった連中がちらほらと
7.Imitation Lover(light)
声優陣が鉄板だったこともあり、1月は他にプレーしたいものが無かった為暇つぶしでプレー。ネタ作品としてしっかり楽しめました。包丁とか
8.よくばりサボテン(AliceSoft)
妹キャラが神村ひなさんCVだからという理由だけでプレー。
そして見事に妹キャラしか覚えてない。無論神村さんの演技を堪能出来たと言うだけでも十分プレーした価値はありましたが。
いい加減パートボイスはどうにかならんのか。
当時どこぞで書いた雑記にこんな書き殴りがあったので、貼り付けてみま。
「嗚呼、パートボイス」
アリスはいつになってもこれだなぁ。
エロシーンだけとか割り切ってるパートボイスならともかく、中途半端に入ってるからもったいない感が余計に。
ぱすチャとかのRPGでやられる分にはそこまで気にならないのだけどADVだとちょっとなー。それまでしゃべってたキャラがシーン切り替わるとしゃべらなくなるのって、なんか急にその作品世界から引き離されたような感じがして好きじゃないのです。
冒頭で触れたように今年はプレーした本数が私としては異様に少ない年でしたが、その中でプレーしたものに関しては総じて満足度は高く、そういった意味では充実していたように思います。
特にD.C.IIに関してはゲーム以外でもイベントにライブにグッズにオフ会にと色々あり、オタ活動レベルの低下が著しい昨今の自分にとって貴重な活動源となりました。金の飛び方も凄いけど('A`)
もう少し書くことがありますがここで一旦切ります。 続きは年明け後に
それではよいお年を。
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