タクティカルレーダー超重要

エタファンの戦闘を語る上で忘れてはならないのが画面左下にあるタクティカルレーダー。
マニュアルとかによると「パーティーの行動とパラメータに方向付けすることが出来ます」という説明がある。行動は正直変化あるのか微妙なんですが、ステータスに関してはかなり変化があります。防御側に振る場合はそれほど強く恩恵を感じることはないのですが、攻撃側に振った場合はデフォルト状態とメーターMAX状態では倍以上与えるダメージに差が出るのでここは重要です。メーターを振ると対象のステータスが上昇する代償として対となるステータスが下がってしまうというデメリットもあるのですが、的確に利用することで戦闘を有利に運ぶことが出来ます。ちゃんと使わないと勝てません。レベル1ですから
なお、レーダーの形はリーダーにしたキャラによって差があります。上に載せているものはアルシェのものでどのステータスも満遍なくのばせるタイプですが、キャラによってはかなり形がいびつでステータス上昇が限定されているものもあります。
・Magicに全振りした場合(魔法攻撃↑魔法防御↓)
攻略文中では「Magic特化」「魔法特化」という書き方をしています。
基本的にはエウレッタの魔法やファルテの必殺技メインで戦う時の作戦です。回復魔法による回復量は残念ながら変化がないので上昇するのは魔法攻撃のみですが、それだけでも非常に有用。
加えて、Magic特化にはまっとうにプレーしていては気づきにくい隠れた効果があります。Magic特化の場合だとAI動作のキャラが攻撃アイテムを使ってくれる事があるのです。レーダーの振り方によって行動変化があるかというのは正直見えにくいのですが、この点だけは確実に差が出ます。他の作戦時に攻撃アイテムを投げてくれるのを見たことは今のところ無いです。攻撃アイテムの強さについては後述しますが、この効果のお陰でMagic特化は非常に多くの戦闘で利用することになります。
・Defenceに全振りした場合(物理防御・回避↑物理攻撃・命中↓)
基本的には回避アップを狙いとした作戦です。ボス戦なんかでアイテム投げ尽くして後は逃げ切るだけ、という状況で使います。
後はまぁさっさと殴り倒したいときにAttack特化を使うぐらいでしょうか。
Resist特化は正直使い道を見いだすことが出来ない。そうそう使われることがない魔法に対する抵抗を上げるぐらいだったら、攻撃力上げてさっさと敵倒した方がいい気がするのです。
物理よりは魔法の方がまだ強い
攻撃手段は大きく分けて物理タイプと魔法タイプがある。
ほとんどの攻撃は物理タイプで、味方の攻撃で魔法タイプのものはエウレッタの魔法全般とファルテの必殺技ぐらい。物理攻撃に関しては早くも2章あたりから1ダメージしか当たらなくなるような有様なので、基本的には魔法を主軸に戦闘を組み立てるような形になる。まぁその魔法も4章ぐらいまで行くとろくに当たらなくなるんだけどさ! 能力値さっぱり伸びないしアイテムでの補正がほとんど効かないゲーム性だし仕方ないけど。
一部魔法防御があほ見たいに高くて物理防御はうすっぺらという敵も存在するので、そのあたりは臨機応変に。
敵が使う攻撃も大半は物理タイプ。敵に使われる場合で物理と魔法で大きく違う点は、回避が可能であるかどうかという点。物理の場合は敵の攻撃の射程外に逃げることが出来れば攻撃そのものを回避することが出来、殴られちゃう場合でも運が良ければ回避が可能であるが(アルシェのように回避ステータスが高いキャラはその点で有利。必殺技すらひょいひょい避ける)、魔法はターゲットにされた時点で効果範囲外に逃げることが不可能である。右クリックによるガードは可能ではあるが、2ヒット以上する攻撃の場合は初段のみのガードとなり、2段目以降が凌げないことがあるので気をつけよう。
攻撃アイテムのススメ
攻撃アイテムの強さについて、先に結論を書いてしまいましょう。
『ステータス異常100%発生』
『小攻撃アイテムは300前後、中攻撃アイテムは600前後の固定ダメージ』
攻撃が非常に貧弱貧弱ゥ!なアルシェ一行にとって非常にとっても素晴らしく素敵に力となってくれる攻撃アイテム。何より強烈なのがステータス異常発生率100%。
アイテムの説明文では「〜の疑似効果」と書かれていてよわっちぃ印象を受けるのですが、実際は逆でエウレッタの魔法でステータス異常をかけようとしてもレベルが低いせいなのかさっぱりかかりません。アイテムなら効果ありってそれどこのFF10。
大抵のステータス異常は時間経過で解けてしまうのですが、一定時間毎に割合ダメージを与えてくれる最も重要なステータス異常「毒」だけは永続です。ありがとうCircusありがとう団長。
これによりボス1体のみとの戦闘となる局面は、毒アイテム(リュンヌ茸)投げて後は逃げ回るだけで勝てます。ラスボスすら茸投げるだけで勝てます。何か間違っている気がするんだぜ。
その茸をくれるのが1章でのスコッティ一味ってのがまた笑えます。実は世界を救う戦いで決めてとなったのはスコッティ一味だったんだぜ。なんだってー(AA略
ダメージを与える攻撃アイテムに関して「固定ダメージ」と書いてしまいましたが、実際にはキャラのレベルを上げるとアイテムで与えるダメージが上昇するため厳密には固定ダメージではありません。
が、相手の能力値に影響を受けず安定して上記ダメージを与えられるという点で非常に強力な存在です。600ダメージというのは、4章終盤になっても魔法使いやグレムランあたりぐらいまでなら一撃で葬り去れるダメージ量です。
小攻撃、中攻撃共に5属性のものがあるので、最終的には600ダメージ×5+毒、もしくは600ダメージ×5+300ダメージというアイテムの持たせ方が出来ます。こんだけあればかなり敵の戦力を削ぐことが出来ます。装備させるだけ装備させたら後はメーターをMagic特化に振ってAIが使ってくれるのを祈るだけ。なんという運ゲー。
攻撃アイテムは戦闘勝利時の戦利品として手に入るケースが多いので、逃さず入手していくようにする。
ただしこれだけ強いアイテム使用にも制限はありまして
『1戦闘につき装備しているアイテムを1回のみ使用可』
という特性があります。ごく一部(聖水)複数回使えるのはあるけど基本1回。
これはかなり強烈な制限です。複数回使えても色々問題あり過ぎですが、毒は敵1体にしか使えないし、アイテム撃ち尽くしたらまともにダメージを与えられる手段は残されていません。
このあたりがオートヒール無しのボスには勝利できるが、オートヒール付きだと無理だったり、強力雑魚の大群相手だと歯が立たない原因となっています。
バトル操作いろいろ
アイテム使用と必殺技発動は行動ゲージが満タンになっていなくても可能な点がポイント。
開幕ですぐに攻撃アイテムぶっ放したり、敵を攻撃した直後に必殺技を重ねたりするなど使いどころを工夫することでちょっと得が出来ます。特にエウレッタ使用時は必殺技ゲージ1本以上を確保しながら戦っていれば、味方が死にかけたときもターンが回ってくるのを待つことなくすぐにハイリヒターで回復できるのがポイント。
逆に行動ゲージが満タンになっていない時は攻撃が出来ないのはもちろんですが、キャラの移動そのものが出来ないという嫌すぎる制限があります。
この攻略では随所に「プレイヤー操作による物理全弾回避」作戦を使いますが、プレイヤー操作(移動)により敵の攻撃範囲外に逃げるためには、常に行動ゲージ満タンの状態を保たなければならず、こちらからは何も攻撃が出来ません。まぁこちらから攻撃を仕掛けたところで1ダメージしか与えられないのでその点はあまり問題ではないのですが、敵の攻撃をかわしつつ魔法戦ってのが出来ないのは残念であります。
ガードについて
操作キャラは右クリックすることによって敵の攻撃を防御することが出来ます。これは行動ゲージが満タンじゃなくても実行可能ですが、防御態勢を取っていると行動ゲージがたまらないというデメリットもあります。敵が攻撃してくるタイミングに合わせて的確にガードする必要があります。もっとも毒盛り逃げ切りスタイルの時は気にする必要はないけどな!
操作キャラ以外はろくに敵の攻撃をガードしてくれないので、必殺技とか撃たれたらばたばた死んでいきます。どうにかなりませんかねこれ。レーダーをDefenceに振ってどうにかなる問題でもないし(心持ちマシになる気はしますが)
敵行動の誘導による強力攻撃の封じ込め
このゲームの敵の思考ルーチンは極めて単純で、大まかに『近くに殴れるキャラがいる場合(近距離用)』『みんな離れてしまっている場合(遠距離用)』に二分されます。
もっとも殴りしかできないモンスターはこっちに寄ってきて殴るしかないわけですが、2つ以上の攻撃を持つ敵相手の場合、距離を調整することによって近距離・もしくは遠距離の攻撃を誘発してもう1つの攻撃を出させないという戦法があります。
近距離誘発させるケースとしては距離を離すと回避不能攻撃を使ってくる敵(1章イデアとの特訓バトル・エルセリカ突入時のカロ?戦etc)が該当。オートヒールなしのバトルとしては最高難易度を誇るエトラビ戦も、近距離誘発によって必殺技の使用頻度を抑えることが出来ます。
逆に遠距離誘発を使うケースとしては、距離を離すとダメージが発生しないステータス異常攻撃しか使わない敵(ラミア・ST異常魔法を使うのグレムラン・魔法使いetc)などが該当。
プレー中に確認した戦闘バグ
今回のプレーの中で確認しているバグについてメモ程度に書いておきます。こっち側に有利になるものがほとんどですが、これを活用しないと勝てないってほどではないのでそれほど気にしなくてもいいと思われます。
一部修正パッチあてれば直るっぽいものもありますが、このページの攻略は最初から最後まで初版でのプレーであり、最新バージョンでの確認は一切取っていませんのであしからず。
・「−1ダメージ」という表記
最新バージョンでは直ってるっぽい。初版ではぱっと見では回避した時の誤記で出ることもある、という感じだったのですが、修正パッチのreadmeに「戦闘時のダメージ表記で「−1」と表示されることがある不具合を、表記を実際のダメージ判定結果に沿うように修正を行いました。」という書かれ方しているので真相はいかに。
初版でプレー時に右クリックでのガードポーズを取っている時には−1ダメージが出ることはなかった、という点だけは書いておきます。ただしどう見ても回避しているときに−1表記が出ることもあれば、グラフィック的にこれ殴られてるだろという時に−1が出ることもあります。特に序盤のうちは、ガードするより−1狙いで防御しない方が結果的に被ダメージを抑えられるという局面がありました。
・マラキア戦で、戦闘始まる前に全滅
これは修正パッチで修正済みっぽいです。
・魔法効果が2回出る。
エウレッタの魔法が某FFのWまほうっぽく1回の発動で2回効果が発揮されることがありました。攻撃魔法・回復魔法共に発生していました。
再現条件は全くの不明で、プレー時に発生した時期のセーブデータをロードしても再現できません(そのまま適当にプレーしていると発生することはあります)
プレー中も何度か見ることがありましたが、この現象を悪用してないと敵倒せないってほどのインチキはしていないハズです。多分きっと。
・死んだはずのキャラが透明かつ瀕死状態で何故か復活
これも再現条件は全くの謎。フィリウス+ロコモコに何度も挑んでいる時に気づきました。気がついたら2人生き返ってることもありました。
キャラが透明であるせいで任意での回復は不可能なのですが、ハイリヒターでの回復は可能。
そのキャラは透明ながら行動はしているし敵もそのキャラをターゲットに攻撃かますことは出来るので、見えないという点を除けば通常時と変わりません。この現象を『死者の盾』と勝手に命名しました。どっかのDQ5LLCのぱくりですねー。
純粋に敵の攻撃を散らすことが出来るので、悪用すればかなり強力な防御技です。もっともフィリウスはオートヒールタイプ故に勝てなかったボス戦で、他の戦闘においてもこれ使わないと勝てないってほどの戦闘はありません。任意で狙えない以上どうしようもないしなあ。