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D.C.II その6(由夢)

由夢読了。

自分の好みで言えばここはハッピーにせず、真ルートを別に用意してそっちでグランドエンドとして欲しかったかなとか。
そこまで望むのは贅沢ですが、このシナリオもラストが弱いんだよなぁ。なんか軽く感じる。

もうひとつ。
良く出来ているゲームだと思うのだけど絶賛できないのは、どうにもどこぞで見たことのあるようなパターンのシーンが気になってしまうから。由夢は特にその色が強かった。某ゲームで見た要素だけをコピペして、噛み砕き消化することなくそのまま使っているような。由夢シナリオ自体、音夢シナリオのオマージュではあるのだけど(作品演出上あえてその形を取っているのだろうし、今回の方が完成度は確実に高いので、音夢シナリオをパロったこと自体は特に気になっていない)
「どこかで見たことあるぞ」などと思ってしまうと素直に感じ入ることが出来なくなる。素直にいいと思えたところも「これもどこぞからのパクリなんだろうか」とか思うと、感動した自分が滑稽に思えてしまう。
作中の杉並の台詞にもあるように全くのオリジナルなんて存在のしようが無いのだから、そんなことを考えてもしょうもないのだけれど。
物を知っているというのもいいことばかりではないな。たとえばD.C.無印をプレーしたころの自分がこのゲームをプレーしていたなら手放しに絶賛できたのだろうか。
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