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Sugirly Wish データから垣間見る愛シナリオの歪み

Sugirly Wishはこの手のゲームでは珍しく、各ヒロインの一枚絵の枚数とHシーンの回数が全員同じ数になっています。具体的には通常シーン7枚、Hシーン9枚、ED直前&ED絵で2枚、Hシーン4回です。

あらかじめ割けるリソースをはっきり決めてからシナリオの展開に合わせて押し込んでいるものだと思いますが、愛シナリオだけはやってて凄く違和感を覚えたのです。異常なまでに終盤にHシーンが固まっていると。

で、実際に他のシナリオと比較するとどうなのかと気になって、再プレーしてみてデータを取ってみました。再プレーでも杏奈は異常に可愛かった。

 

CG ひな 胡桃 杏奈 朱音
1枚目 共通04 共通05 共通07 共通07 共通01
2枚目 共通03 共通03 共通02 共通04 共通04
3枚目 共通07 個別12 共通07 共通04 共通08
4枚目 個別02 個別05 個別03 個別06 個別02
5枚目 個別08 個別13 個別08 個別09 個別05
6枚目 個別12 個別13 個別12 個別10 個別10
7枚目 個別16 個別11 個別15 個別15 個別15
ED直前 個別20 個別19 個別15 個別15 個別15
ED絵 エピローグ

 

※共通04→共通ルートの4章 個別12→個別ルートの12章といった感じ

※背景ピンク:共通ルート内かつ選択肢で該当ヒロインを選択した際に見れる

※背景灰色:告白シーンに使われているCG

 

まずはCGの配分表。鑑賞モードでの並び順を基準にしているので、シナリオ展開からすると一部前後しているものがあります。仕様です。

ひなだけは共通ルートで2枚、ルートに入った後で5枚。その他のキャラは共通3枚、個別4枚です。

 

こうして並べてみると愛は告白シーンが異常なまでに後ろに寄っているのが分かります。告白に至るまでにCG7枚使い切ってて、その後の展開が消化試合気味になっているのがデータ面からも伺えます。それを言ったらひなも告白後はED直前までHシーンを除くと一枚絵がありませんがそれはそれ。

逆に朱音はかなり告白が早いですが、朱音の場合はくっついた後もすれ違いが描かれているので、これに関しては妥当な配分かなーと。


 

Hシーン ひな 胡桃 杏奈 朱音
(告白) 個別16 個別13 個別08 個別09 個別05
1回目 個別16 個別13 個別10 個別11 個別09
2回目 個別17 個別15 個別11 個別12 個別11
3回目 個別18 個別16 個別13 個別13 個別12
4回目 個別19 個別17 個別14 個別14 個別15
(最終章) 個別20 個別19 個別15 個別15 個別15

 

Hシーンの配分です。参考データとして告白シーンとラストシーン章のデータを挟んでみましたが、愛さんは見事に告白後即H、その後も1章に付き1シーンの駆け足っぷりを見せてくれます。こうもあれだと、Hシーン4回も必要だったか?と思ってしまうわけです。シーン1つ削ってその分のリソースを通常イベントに回せなかったものかと。

 

また、個別ルートに入った後のガーリートーキングの回数もカウントしてみましたが、「愛:7回」「ひな:14回」「胡桃:9回」「杏奈:9回」「朱音:9回」となっており、ガーリーを挿入できるタイミングが一番多いはずの愛が一番回数少ないという構成になっています。

多ければ多いほど良いというものでもありませんが、愛シナリオのそれはガーリートーキングが入って欲しいタイミングで入ってなかったり、使いどころが微妙だったり不満ばっかり残る感じで。幼なじみ、家族みたいな空気感、おしとやかなヒロインが、恋に目覚めると若干お馬鹿になるという筋書き自体は凄く気に入っているだけに、その後の料理の仕方のまずさが際立つ作りになってしまっています。

 

総括すると「愛とももっといちゃラブしたかったよ!」と。いやほんと、キャラは凄くいいキャラなんだよちくしょう。

 

SuGirly Wish 初回版
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