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今更書くエターナルファンタジー感想

エターナルファンタジー 初回限定版
エターナルファンタジー 初回限定版

 

 

今更というか日記自体夏から止まりっぱなしなので

いい加減なんとかしましょうというお話。長いよー

 

初回プレーからいきなり「全員レベル1」の制限を課してのプレーを敢行しましたが、おかげさまで戦闘面はシステムの穴を探しつつキャラ性能を存分に生かした充実の攻略になりました。

レベル1攻略の内容については気が向けば軽くまとめてみたいと思います。

結果だけ書くと、一定時間毎にHPが自動で回復するボス(火の大精霊戦、フィリウスとの2戦、魔物デジロン、エルセリカ突入後のブラックドラゴン1戦目)にはどうあがいても勝てませんでしたが、それ以外のボスはラスボス含めきっちりレベル1メンバーだけでなぎ倒しました。ラスボスとかエウレッタ1人で勝てるし。酷い話だ。

逆に雑魚戦が勝てません。終盤にもなると毒アイテム、攻撃アイテム以外でのダメージはほぼ通らなくなるのですが、アイテム全部投げて殺しきれない相手にはまず勝てません。戦闘スキップのシステムがあって助かったよ・・・

ボス戦勝てるのは敵が1体しかいないため、毒アイテム投げてあとは逃げ切れば勝てるため。酷い話だ。

 

そんなこんなで自分はかなり楽しめたバトルパートですがどう見ても人にはお勧めできるものではありません。レベル縛ってプレーしたのも、そうでもしないと楽しめそうになかったからと言うどうしようもない理由だったりする。某テイルズみたいにぷち格ゲーっぽい操作性にしちゃった方がまだ面白かったと思うんだけどなぁ・・・ もしくは完全に方向性を変えてSLG。

普通にキャラ育てて進行したら戦闘シーン手放しでも勝てちゃうようなバランスだし('A`)  インターフェースも正直誉められたものじゃない。

それでもレベル1攻略が出来ちゃうようにプレイヤーが工夫する余地が残されていたのは個人的にはGOODでした。絶対そういうの無理なゲームだと思ってたからなぁ。

 

シナリオや楽曲面はRPGという舞台にあったものかつしっかりしたクオリティで、正直感心しました。

シナリオ面で言えば特に中盤あたりまでは、街から街への移動などの道中もただ敵と戦ってレベルアップ〜というだけではなく、細かく会話イベントを挟み込んでいたのが見事でした。

普通のRPGだとただランダムエンカウントが発生して敵倒して進めーという程度ですが、きっちり道中の風景も描かれているのが気に入りました。野営の様子とか、歩いているときのなんてことないやりとりとか。こういった部分を立ち絵演技含めたADVで表現できるってのは凄いことだなぁと。ちと新鮮でした。

惜しいのは3章まではそういった形で非常に濃い進行だったのに、4章に入って途端に非常におつかいっぽい戦闘だけとりあえず配置してみましたという感じでイベント数がぐっと減ったこと。戦闘難易度も一気に引き上がってきていたこともあって、あそこでだいぶテンション下がりました。

あれさえ無ければかなりよかったんだけどなぁ。

※このゲームは「序章、1〜4章、終章」の6章構成です。

 

声優陣の面からすれば、上手いと思ったのはアルシェの立花さんとプリルの北都さんの配置かな。立花さんはやっぱり小恋のイメージがあるのでキャスト発表時はかなり違和感ありました。作中でもやっぱり王族としてのカリスマは弱く感じましたが、そうした1人の少女が上に立つ者として成長していく様を書くという点を考えると彼女の起用は納得です。すっかりなじんでしまったので彼女以外にはもう考えられないですな。

で、北都さん演じるプリルはロリを通り越してほんまもんのお子様キャラなのですが、これも終盤出てくる兼ね役との絡みを考えると彼女を起用したのはなるほどなぁと。聞く人が聞けばすぐ分かる声ではありますが、ロリ声と大人声を使い分けられる声優さんで、それもCircusに馴染みのある方となると当然の人選なのかなと。D.C.シリーズといいホント好きですね。D.C.IIに続いて重要ポジションかつ非攻略なのとか(ノ∀`)

あとキャラ1人1人に作られている専用のボーカル曲のうちアルシェ、ファルテ、ロコモコは中の人がそのまま歌っていますが、ロコモコはキャラと歌で声違いすぎて超噴いた(ノ∀`) miruの人が歌うまいのは恋夏のテーマ曲だかなにかで十分知っていましたが、こうしてキャラの声と並べられると改めて凄いなと。作詞とかもされてるし、多芸な人だなぁ。

 

個人的には非常に楽しめた1作でした。

戦闘部分はやっぱりどうだろと思うところはあるのですが、やりたくなければスキップすることが出来るし、その他の面は実に王道ファンタジーの作りになっているので、ADV物と割り切れば悪くないんじゃないのかなーと。

まぁ戦闘スキップした場合、テキストによる戦闘描写は皆無に近いのでその点物足りなくなるとは思いますが。前述した道中描写がしっかりしているせいもあり、キャラと一緒に冒険している感は今までやってきたゲームの中でも群を抜いていたような気がします。

少なくとも私がやったゲームの中では今年一番のお気に入りです。やっぱりお勧めは出来ませんが(そんなに強調すんな)

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